きゃしゃーん理学療法士のリハメモ

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気になったことの整理

ピップマグネループEXは肩こりに対しての最終兵器となりうるか!?個人的な感想。

ピップマグネループEX(磁気ネックレス)の個人的な使用感。


3ヶ月ほど前から、パソコンのデスクワークの割合が増えたためか、今まであまり気にならなかった肩こりに悩まされるようになりました。


医療業界で働いているので、肩こりの原因や対処法についての知識もあるにはあるのですが、やはり自分で実行するとなると、なかなか定着しないんですよね。


患者には、偉そうに姿勢の注意や自主練習を指導しているんですけどね。自分にはあまあまです。


そんなこんなで、マッサージに行ったり、嫁さんに揉んでもらったりでごまかしてましたが、どうにか楽にならないかなーと思い、色々探した結果、ピップマグネループなるものを知り、買ってみました。


買って3ヶ月ほど使用した感想を書いてみます。

ピップマグネループって??


ピップ株式会社が販売している磁気ネックレスです。ピップ株式会社で有名な商品といえば、ピップエレキバンの方が有名かもしれませんね。昔、CMが流行っていたような記憶があります。


ピップエレキバンは、バンソウコウに丸い永久磁石がついたものを肩こりなど気になるところに貼るという商品ですね。


どうしてもバンソウコウなので、肌に貼ってから数日経つと粘着力がなくなり、はがれてしまいます。


ピップマグネループは、シリコンのネックレスの中に永久磁石が入っているので、半永久的に使用可能です。

効果のメカニズム


そもそも肩こりはなぜ起きるのか、簡単な説明をします。


デスクワークなどで同じ姿勢の時間が多いことで、同じ筋肉がずっと緊張・収縮し続けることで、血流が低下します。


筋肉が収縮すると、筋肉の中に乳酸という発痛物質が蓄積されます。本来であれば、血流によって流されていきますが、ずっと筋肉が緊張・収縮し続けると、血流も滞るので、発痛物質の乳酸が流れず、筋肉内に留まります


そこで体が痛みを感じ、肩こりとなります。人間の体は、痛みを感じると防御的に力が入る作りになっているので、余計に筋肉が緊張・収縮し続けるので、さらに肩こりが悪化するという、負の循環に陥ります。


ピップマグネループが肩こりに良いとされているメカニズムは、磁気の力により縮こまった血管を緩めてあげることで、筋肉内の血流が良くなり、乳酸などの発痛物質の蓄積を防ぎ、肩こりの改善が期待できるということです。
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使用方法


ネックレスをつけるだけ、ただこれだけです。お風呂に入る際やスポーツで気になる際は、ワンタッチですぐにつけ外し可能です。


水に濡れても大丈夫ですし、汗をかいたとしても、水ですすぐだけでシリコンなのでそこまで汚れは気になりません。


現に、私はお風呂の時も含めて丸一日中つけでます。


シリコンなので、装着している際の不快感もありません。重量は12gだそうで、微々たるものです。

値段


ピップマグネループとピップマグネルーEXの2種類があります。


何が違うか??磁力の強さが違います。ピップマグネループは55mT、EXの方は150mTとEXの方がおよそ3倍近い磁力となっています。


EXのタイプは2014年から販売され始めた商品のようなので、それ以前に普通のピップマグネループを購入されている方は、さらに効果が強くなったEXのタイプを試されてもいいかもしれませんね。


ピップマグネループEXがだいたい2000円前後といったところでしょうか。色は、ネイビーブルー・ブラック・ローズピンクの3色あります。


長さも45㎝、50㎝、60㎝の3種類あります。首の太さや、服からの露出具合で長さを検討してもらえばいいかと思います。


ちなみに私は、細身の男で50㎝を使用しています。



ローズピンクのみ60㎝のサイズはないみたいです、女性メインだからですかね?


ピップエレキバンの磁力MAXのタイプが12個入りで700~800円を考えたら、半永久的に使用できるピップマグネループが2000円前後で買えるってすごいお得だと思うんですけどね。


副作用


会社のHP上には、心臓ペースメーカ等植込型医用電子機器または脳脊髄液短絡術用圧可変式シャントなどの医用電気機器を使用している方は、使用しないでくださいと書かれています。


あとは、皮膚への接触による湿疹や、使用中に違和感を感じたら外してくださいなどのよく見る注意書き程度のものです。


ですので、普通の健常者が使用する分には副作用はほとんどないということですね。


気になる使用感・寿命


さて、気になる使用感ですが、、、。


ずばり私個人的には効果ありですね!


お昼ごろにドラッグストアで購入してすぐ装着しましたが、その日の夕方ぐらいから、「ん?肩が軽いかも?」と普段と違う感じがしました。


夜に、いつものように嫁さんに少し肩を揉んでもらいましたが、筋肉が柔らかくなっている変化を嫁さんも感じたようでした。


ちなみに嫁さんはただの事務職なので、医療的な知識・技術はゼロです。そんな嫁さんが気付くぐらいなので、確かに変化があったのだと思います。


プラシーボ効果の可能性はゼロではないとも思いますが、個人的にはプラシーボ効果だとしても、使用者が楽に感じるのであれば、それも効果としてはありなんじゃないかと思います。


なので、それ以来一日中つけてますね。お風呂のときもつけたまま入り、出るときにシャワーで流す程度の手入れしかしてません。


磁力の変化は見た目には分かりませんが、それ以外の見た目上の変化はほとんどありません。


ネット上には、「においが気になってくる」との意見も見たことありますが、私自身は全く気になりません。


どちらかとゆーと汗っかきなのですが、毎日シャワーですすいでることがいいのかもしれませんね。


使用し始めてからはマッサージ店に行く必要はなくなり、かなり金銭的なも助かってます。


あまり、このようなアイテムでここまでの効果が期待できると思っていなかったので、本格的にネットで調べると、他にも色々なアイテムがあるようですねー。


ファイテンやベネックスなど、少し興味がありますねー。有名アスリートなども使ってるみたいですね。


気が向いたら購入して、また感想を書いてみたいと思います。少しでもストレスフリーに、のびの〜び生活したいものですね。


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AIと仕事の関係。医療業界や理学療法士はどうなるのか??

最近、テレビやネットでのAI(人工知能)のニュースを見るたびに、AIの進歩の速さに驚かされます。


ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、フェイスブックのチャットボットのニュースを聞いたときにはびっくりしました。


ニュースの内容をまとめるとこんな感じです。


フェイスブック社はAIの研究のために、「アリス」と「ボブ」いう名前の2つのAIを使って、テキスト上でお互いが会話を行う研究を行っていたそうです。


最初は、問題なく会話を行っていたそうですが、途中より、人間には理解できない言語を使用して会話を始め、研究担当者がプログラムを緊急に終了させたというニュースがありました。


会話の内容は後日、あくまで推測で解釈されていますが、AIが独自言語を使用して会話を始めたことに少し恐怖を感じませんか??


まさに映画「ターミネーター」の世界ですよ!あの映画もスカイネットという軍事システムのAIが人類を敵と見なして核攻撃を仕掛けてきたというような話だったと思いますが、それに通ずる感じですよね。


オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が言うには、今後10~20年の間に、約47%の仕事が自動化する、つまり人間ではなく機械が行うようになるとの論文を出されています。


論文のタイトルは「雇用の未来」です。


うーん、確かにこのペースで技術革新が進めばあり得るかも、、、。


現に、一部のホテルの受付で恐竜ロボットが行っているところもありますよね、これもニュースで何度も見ましたし、それを売りにしていました。


ソフトバンクのpepperくんも、そのうち本当に販売スタッフのような役割になるかもしれませんね。


なので、本日はAIと医療、理学療法士は存続できるのか??を個人的に書いてみます。

将来、消える職業・なくなる仕事


先ほどの、 オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が702の職種について、それぞれの仕事特性を手先の器用さ、芸術的な能力、交渉力、説得力などの9つの要素で評価したそうです。


その結果が、冒頭でも述べたように10~20年後には約47%の仕事が自動化されている可能性がある、との結論です。


調べてみるとかなり具体的に職種名まで書かれています。電話オペレーター、銀行の融資担当者、飲食カウンター接客者、スポーツの審判、ネイリストなどなど、、、。


確かに、よくよく考えてみると電話オペレーターはすでに自動化されているものも多くありますし、飲食店での注文もタブレットで注文するお店も増えていますね。


さらに、最近のニュースで、アメリカの大手証券会社が600人いたトレーダーをAIを導入することで2人に削減したというニュースもありました。


今後も、あらゆる場面でAIの導入が行われていくようになりそうです。

医療・リハビリ業界は??


気になるのは、リハビリの職種の仕事がどうなるかですよね。確かに以前に比べると少しずつですが、歩行アシストロボットのようなものも普及しつつありますが、、、


オズボーン教授の論文、「雇用の未来」では人工知能やロボット等による代替可能性が低い100種の職業も紹介されていました。


その中には、理学療法士作業療法士言語聴覚士ともにランクインされていました。ホッとします。


厳密にいうと、言語聴覚士の名前は入ってはいないのですが、アメリカでは聴覚訓練士、言語病理士の職種があるようで、それら二つがともにランクインしていたので、日本における職種は言語聴覚士だと思われます。


リハビリはなかなか画一的にできる仕事ではないので、当然といえば当然かもしれませんが。

医療業界でAIが活用できそうな点は??


オズボーン教授の論文とは関係ありませんが、医療業界におけるAIもしくは機械化の活用もいろいろと考えられているようです。


具体的な職種名が出ているようで、診療情報管理士や薬剤師、診療放射線技師などはもしかしたら今後、自動化の流れが見られるかもしれません。


あとは個人的に思うのは、予後予測ですね。特に回復期病棟では、アウトカム評価が導入され、より成果が求められるようになりました。


ただ、その中でも除外対象も設けられていますが、その判断に迷う場合もあるのではないでしょうか??


そんなときに、ありとあらゆる膨大なデータ処理を行い、ビックデータと照らし合わせて予後予測可能なAIが現れる可能性もあるのかなーと思ったりしました。


例えは悪いかもしれませんが、先ほどの証券会社のAIも要は、あらゆるデータを処理して、ある銘柄が上がるのか下がるのかを判断しているということですもんね。


患者の予後予測も、可能ではないかと思ったりします。


今後の職業選択は、AIなどの技術革新も踏まえて選択しなければならない時代が来ましたね。これからの若い世代は大変ですね。



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呼吸療法認定士 vs 呼吸ケア指導士。色々な面から比較してみました。

医療従事者の呼吸に関する資格として、3学会合同呼吸療法認定士と呼吸ケア指導士があります。


私自身は、3学会合同呼吸療法認定士の資格しか持ってはいませんが、呼吸療法認定士と呼吸ケア指導士の資格についての相違点などをまとめてみたいと思います。


近年、医療従事者のためのキャリアアップがいろいろと用意されてきています。医療業界の中で、生き残っていくことや、給料アップ、昇進を考えると、少なからず資格取得によるキャリアアップが頭の中に思い浮かぶのではないでしょうか??


私自身も、呼吸療法認定士の資格を取ったのは、まさに自分の将来が不安だったからです。


国家資格としては理学療法士の資格を持っていますが、果たしてそれだけで将来十分に家族を養えるのだろうか、リストラなどの危険を考えると、他の人にはない「何か」が必要と思いました。


私の場合は、その「何か」は技術ではなく資格という表面化しやすいものを選びました。


もちろんセラピストの技術を高めることで、他のスタッフとの差異は見出せると思いますが、それが上層部であったり、転職の際に形にできるかといえば、少し不確かなものになってしまうのかなと考えています。


なので、まずは資格を優先しました。


理学療法士は毎年1万人近いペースで増えていっていますからね。そのあたりの記事も書いてますので参考に。
physicalkun.hatenablog.com


では、具体的な呼吸療法認定士と呼吸ケア指導士の相違点についてまとめていきます。

歴史は?


呼吸療法認定士の資格制度スタートは1996年。20年以上前から呼吸に関する専門性の重要性を説いていたんですね。


呼吸ケア指導士に関しては、2013年4月から導入された資格なので、まだまだ歴史は浅いですね。

認定者数


呼吸療法認定士に関しては毎年、3000人前後の資格取得者が出ているようで、2016年までの合計で43.463人に至っているみたいです。


また年々増加傾向にあるようですね。もしかしたら、今後少し難易度調整により合格率の調整が行われるかもしれませんね。現に、それまでは合格率は60%台でしたが、2016年の合格率は60%を切っていました。たまたまかもしれませんが、2017年度の合格率も気になりますね。


呼吸ケア指導士に関しては、まだまだ始まったばかりなので今後の増加に期待といったところでしょうか。


ちなみに、認定者リストから分かる範囲でまとめると2013年が認定者326人、2014年が167人、2015年が43人、2016年が91人でした。


ただこのリストには個人名が記載されているので、もしかしたら資格取得者でも個人情報の観点からリストへの記載を拒否されている方もいるかもしれないので、正確には分かりません。

認知度


やはり資格取得に際して、その資格の認知度は気になるものです。あまりにマイナーなものを取得しても、キャリアアップにつながらない可能性もありますもんね。


認知度の比較はなかなか容易ではありませんが、参考値としてグーグルでの検索ヒット数で比較してみました。


「呼吸療法認定士」の検索数は、147万件。「3学会合同呼吸療法認定士」の検索数は、13万件でした。日常的にも、やはり3学会合同は省いて使うことが多く、呼吸療法認定士で十分に周知されているみたいですね。


さて、「呼吸ケア指導士」での検索数は、37万件でした。


制度開始が違うので、単純比較は当然できませんが、呼吸ケア指導士も徐々に認知度があがってきているのではないでしょうか。

受験資格


呼吸療法認定士の資格を取得できるのは、臨床工学士・看護師・准看護師理学療法士作業療法士が一定の臨床での経験年数に達すると、受験資格を満たします。


呼吸ケア指導士の資格を取得できるのは、医師・歯科医師、看護師・准看護師理学療法士作業療法士、栄養士・管理栄養士、薬剤師、言語聴覚士、歯科衛生士、臨床工学技士、臨床検査技師介護福祉士です。


呼吸ケア指導士の方が、かなり間口が広いですね。個人的には呼吸療法認定士の方でも、言語聴覚士の受験資格も検討してもいいのではと思っています。


まぁ以前は作業療法士も受験資格には入っていませんでしたからね、言語聴覚士も今後追加されるのではと思っています。


難易度


このあたりからこの2つの資格の大きな違いが出てきます。


呼吸療法認定士は認定講習会受講後、認定試験を受けます。そこで合格点に達すると晴れて呼吸療法認定士の資格が取得できます。


認定試験の合格率はだいたい60%前後程度です。ただ、認定講習会の募集要員に対して、申込者数が圧倒的に多いため、認定講習会の参加申し込み自体もハードルが高いです。


特定記録郵便での申し込みとなりますが、要は先着順のように理解してもらえばいいかと思います。例年、参加申し込みの受付開始時間から30分ほどで募集要員に達する感じじゃないですかね。


呼吸ケア指導士に関しては認定試験にあたるものがありません。資格取得に関しては、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会に入会して3年以上経過していることと、入会以降に研修単位を50点以上取得していれば、学会に申請することで資格取得が可能です。


うーん、正直呼吸ケア指導士の資格取得に試験がないのは、いかがなものかと思ったりします。資格を名乗るからには、ある一定以上の知識がないと学会全体のレベルにも関わってくると思うんですよね。


単位取得の講習会は、以前はかなり少なかったので取得自体も大変だったようですが、徐々に講習会の数も増えているようなので、少し楽になったと思います。

資格取得にかかる費用


呼吸療法認定士に関しては、まず8月ごろの認定講習会の参加費用が2万円です。会場は東京で2日間の講習なので、そこらへんの交通費・宿泊費も必要ですね。


11月にある認定試験の費用が1万円、同じく会場は東京です。


せめて認定講習会だけでも、東京と大阪の2ヶ所で行ってくれたらかなり楽なんですけどね、、、。


さて呼吸ケア指導士に関してです。3年間学会に所属する必要があるので、年会費1万円×3年で3万円です。


単位取得後、認定審査を受ける必要があるので、認定審査料1万円が必要となってきます。

資格維持のための更新


呼吸療法認定士は、5年ごとの更新が必要です。更新のためには5年間のうちに、研修会などに参加して50点以上の単位を取得しておく必要があります。


内容を問わなければ、各都道府県で年数回ほど単位取得可能な研修会が行われているのではないでしょうか?


ただ、自分が興味のある研修会内容となるとあまり頻度は多くないかもしれません。特にリハビリに関する研修会はあまりないように感じます。


なので、常にアンテナを張って、興味がある研修会を見つけないといけません。とりあえず内容に関わらず単位取得だけならそれほど大変ではないです。


単位取得のための研修会の参加費と更新料3500円が、必要となります。


呼吸ケア指導士に関しても、5年ごとの更新が必要です。更新のためには、学会に継続して入会しておく必要があるため、毎年年会費の1万円を納める必要があります。


あとは、研修会参加によって50点以上の単位を取得する必要があります。それらの条件を満たしていれば、認定更新料1万円を振り込めば更新可能となります。


5年間ごとの更新や、更新にあたっての研修会の単位取得などは似通っていますね。ただ大きく違うのが、呼吸ケア指導士は学会に入会して入会費を払い続ける必要があるという点ですね。


以上が、呼吸療法認定士と呼吸ケア指導士の比較です。資格取得を検討している方の参考になればと思います。




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臨床実習の難しさ。実習生とスーパーバイザーの関係性。

理学療法士になるための1番のハードルと言っても過言ではない臨床実習。ある意味では国家試験よりハードですよね。


私が学生時代のときも、1番つらい思い出は、国家試験の勉強ではなく臨床実習でした。多くのセラピストがそうではないでしょうか??


今日は、そんな臨床実習についての考えをつらつら書いてみます。

理学療法士(リハビリ)の臨床実習の在り方


理学療法士だけでなくリハビリ職の臨床実習は、看護師の臨床実習と比べて、明確な決め事があまりにも少ないです。


実習先の施設のやり方でお任せしているのが、現状ではないでしょうか??


バイザー会議でも、少し細かい内容の質問を学校側にすると、「郷に入っては郷に従え、実習施設にお任せします」のような返事が返ってくることも、しばしばあります。


よく言えば、実習先の施設を尊重しているとも思えますが、悪く言えば、学校側が実習自体をコントロールすることを放棄しているとも思えます。


もちろん、施設ごとに事情も違うので、実習の方法に幅を持たせていただけると助かる施設もあるとは思うのですが。


もう少し、学校側もしくは厚生労働省には臨床実習の在り方に関して、考えていただきたいなと思います。

学校側と実習施設の構図


あと、バイザー会議で思うことは、実習施設の方が立場が偉いの??と思うことがあります。


学校側に対して、敬意のない態度で接しているセラピストを見ることがあるからです。実習を受け入れてあげているという認識が、そのような勘違いを生むのでしょうか??


確かに学校側も、お願いしている立場からか、低姿勢な印象はありますが、だからといって施設側が偉いというわけではないと思うんですよね。


実習を受け入れれば、学校側からそれに対しての金額が病院に支払われます。その金額がセラピストに入るのか病院に入るのかは、病院によって違うかもしれませんが。


金銭を払って、実習というサービスを受ける権利を学校は持っているのだから、そのことに対して真摯に対応するのが、金銭を貰った側の対応ではないでしょうか??


今、セラピストの方も、当然学生時代に臨床実習を受けてきたわけですからね。おあいこです。

ハラスメントについて


近年、臨床実習の在り方に関して、国会でも議論されるほど問題視されています。アカハラアカデミックハラスメント)、パワハラなどもまだまだ見られるのかなーと思います。


ひと昔前では、徹夜でレポートに追われたり、バイザーに人前で怒鳴られたり、正直それが当たり前な部分もあったと思います。


現に私自身も、私の不勉強が原因ですが、何度も怒鳴られたのを覚えています。それでも、そのSVは今でも尊敬していますし、実習終了日に先生からいただいた名刺は名刺アルバムの1番先頭に入れています。


セクハラもそうですが、アカハラパワハラも、結局は相手がそれをハラスメントと捉えるか捉えないかなんですよね。


同じ叱責をしたとしても、学生によっては適切な指導と受け止め、学習のモチベーションに繋がるかもしれませんし、別の学生によっては、パワハラと捉えるかもしれません。


基本的なことではありますが、やはり指導者と学生との関係性が大事なんですよね。


でもどうしてもお互い人間なので、合う合わないはあります。そんなときは第三者の方にうまく立ち回ってもらうのもいいかもしれませんね。


ここからは、完全に私の雑記です。


先日、私がSVとして関わっていた実習生2人と飲みに行く機会がありました。


1人は、今年長期実習で2ヶ月ほど当院で実習をした学生。もう1人は数年前に、見学実習(?)なるもので、2週間ほど実習した学生でした。


二人の学生は、同学年。二人とも全ての実習が無事終了したとのことで、一緒に飲みに行くことになりました。


それぞれ、実習期間中には歓迎会、もしくは送別会のような形で一回は飲みに行っています。


今回は、実習終了後、私の手が離れて随分経ってから飲む機会がありました。


今まで私はSV、CVとして5〜6人ほどの学生を担当させていただきました。その中で、実習期間終了後に、学生と関わることはなかったので、新鮮な経験でした。


手前味噌ですが、この学生さんたちとは良い関係が築けたのかなーと思い、少し嬉しい気分です。


連絡先を交換して、お互い切磋琢磨できるといいなーと思います。管理職について改めて思ったことは、横のつながりがあると助かることがたくさんあるんですよね。


うちの病院で困っていることは、他の病院ではどのように運営しているのか。これを気軽に聞ける横のつながりがたくさんあると、情報収集がすぐできるんですよね。


実習生ももちろん大変でしょうが、指導者も通常の業務に加えて、実習生の指導をするので、正直なかなかの負担です。


でも学生とこのような関係が築けると、バイザーとしてのやり甲斐も感じますね。


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中国ブロック理学療法士学会に参加してきました

少し遠方でしたが、先輩と後輩と一緒に足をのばして第31回中国ブロック理学療法士学会に参加してきました。


2日間の開催でしたので、近辺に宿泊も考えましたが、後輩君が頑張って運転してくれるとのことなので、助かりました。


学会のテーマは「分科」と「包括」でした。


最近の理学療法士協会の活動として、分科学会の立ち上げにより、今まで以上に専門性のスキルをあげるような活動が思い浮かびます。


一方、包括で思い浮かぶものは、地域包括ケアシステムでしょうか。地域に出ていく上では、あらゆる領域で一定以上の知識が求められると思います。


介護保険分野の知識、内部障害、栄養状態、薬学などなど。


この、専門性の高いスペシャリストと、知識の幅の広いジェネラリストとのバランスについて改めて考えるきっかけとなりました。


私なりに感じたことや、印象に残ったことをまとめたいと思います。

国会議員の先生のあいさつ


開会にあたり、国会議員である小川先生と山口先生のあいさつがありました。


特に山口先生のあいさつの中で、「最先端健康立国」と度々話されていた「世界標準、それ以上」。この二つが印象に残りました。


日本は他の諸外国に類をみないスピードで高齢化が進んでおり、高齢化の壁に一番最初にぶち当たっていますよね。


今後、他国も同様の壁にぶち当たるとは思いますが、今の日本の取り組み・行動に注目が集まっていると思います。


その中で、日本は最先端健康立国を目指すというものでした。理学療法士にかかる責任・期待に応えられるようなセラピストになりたいですね。


最先端健康立国という言葉自体、あまり聞きなれないので、帰ってネットで検索しますと、、、内閣府が出している、「日本再興戦略2016」のプロジェクトの中に最先端の健康立国というワードが入っていました。


理学療法士としてより社会に貢献できるといいですよね。


そして、何度も出ていた「世界標準、それ以上」。アジアのリーダーとして、理学療法士のレベルを「世界標準、それ以上」を目標に頑張りましょうということでした。

分科と包括


分科と包括についてのシンポジウムも開かれていました。シンポジストには岩田健太郎先生、高橋真先生、吉田俊之先生でした。それぞれの分野から考える文化と包括についての話があり、フロアからも色々な意見が出て、盛り上がったように思います。


私は、ポスター発表を聞きに行った後で、途中から聴講したので、すべての話は聞けれませんでした。


途中からの理解では、卒前・卒後教育の見直しが重要。教員も含めて、自分の専門分野以外での関わりを持つことで、学生に落とし込む。


私が聞いた情報では、指定規則の改変により、臨床実習で生活期の実習も今後力を入れていくような話も聞いたことがあります。


医師にも研修医制度があるように、理学療法士にももう少し卒前・卒後教育の中に、視野を大きく持てるような方法があるといいのでしょうね。


フロアからある大学の先生の意見で、「リハビリテーションの枠から外れることを考えている。」のような意見が聞かれました。


なかなかその先生の真意までは読み取れませんでしたが、私なりの解釈では、リハビリテーションにとどまらず、より一人の患者のパーソナリティに目を向けることが大事ということなのかと思いました。


とりあえず、視野を広げることに関しての重要性はひしひしと感じることができました。

キャズム理論


あと、個人的におもしろかったのが、キャズム理論です。学会長の基調講演の中で出てきた話ですが。


マーケティング業界で使用される言葉のようですが、何か新しい商品を販売した際に、商品の普及に関して13.5%以上で大きな溝(壁)があるという話でした。
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これはマーケティングに関わらず、分科学会への登録者数もPT協会の人数からみると13.5%前後だったそうです。


何か新しいことを導入すると、それにすぐに同調する人(イノベーター、アーリーアダプター)、周りの反応を見ながら同調する人(アーリーマジョリティ)、さらに遅れて同調する人(レイトマジョリティ)、同調しない人(ラガード)。


確かに、実際の業務に関してもそれに近い印象はありますね。


いかにキャズム理論の13.5%を超えて浸透させていくか、なかなかおもしろい理論だなーと思いました。

研究発表


ポスター・口述発表など全部で85題あったそうです。私も興味があるものを会場をちょろちょろしながら聞いて回りました。


改めて学会に参加すると、発表者の方の努力に頭が上がりませんね~。みなさん業務でお忙しい中、+アルファで研究発表まで行っていて。


しかも、発表・質疑応答含めてもおよそ10分程度。研究にかかった時間は膨大でしょうが、日の目を浴びるのは約10分。


もちろん、その後の発展もあるとは思います。私も今、研究に向けてデータ収集している最中ですが、病院からのバックアップがもう少しほしいです。

学会に参加して


久しぶりに学会に参加しましたが、疲れましたがいい疲労感といった感じです。一緒に参加した後輩も、発表に関して意欲的になってくれたようで、定期的にリハビリテーション部からどこかの学会で発表ができるような雰囲気に持っていけたらなーと思います。


あとは、もう少し統計についての理解を深めたいと思いました、、、。統計についての議論にはちんぷんかんぷんでした、、、。



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呼吸療法認定士の資格取得後、何が変わったか??

呼吸療法認定士の資格を取得したことで、業務や待遇にどのような変化があったのか、まとめてみたいと思います。

私自身、呼吸療法認定士の資格を取得して、ずいぶん時間が経過しました。5年に1度更新する必要があるので、すでに1度更新しています。
そんな私の現状をまとめます。


これから取得を考えている方は参考にしてみてください。

私の職種、職場

私は回復期リハビリ病棟と療養病棟がある150床程度の病院で働く理学療法士です。


疾患別リハビリテーションでは、脳血管疾患と運動器疾患のみ算定しており、呼吸器リハは算定していません。

業務に関する影響

先ほども書きましたが、私の職場では呼吸器リハは算定していません。


算定に必要な呼吸器の常勤医師がいないことと、血ガス検査機器などの設備もないので、現状は算定できません。


そして、経営陣は今後も算定は考えていないと思われます。


なので、直接呼吸器リハの算定にはつながりませんでした。


ただ、脳血管疾患でも痰量が多かったり、無気肺などがある場合は、主治医から直接私宛に処方が出たりすることがありました。


医師から必要とされている実感がして、正直鼻が高かったですね。今は、病院内の診療体制が少し変わったので、直接の処方はなくなったので残念。


また、他のリハスタッフが担当している患者でも時々相談を受けたり、実際にリハビリに入ることもあります。


あとは、看護師を対象に呼吸に関する勉強会を数回行いました。内容としては、排痰に関する考え方やスクイージングなどについてまとめたものです。


終了後にアンケートも取りましたが、比較的満足度が高かったので一安心でした。ただ、勉強会後に、実際の行動につながったかどうかは疑問ですね。相手を動かすってやはり簡単じゃないです。

待遇について

残念ながら私の職場では、呼吸療法認定士の資格に対して資格手当は支給されませんでした。


理由として、呼吸療法認定士の資格が直接診療報酬に影響がなく、病院の収益にも繋がらないからとのことでした。


まぁそう言われるとその通りなのですが、技術の向上やキャリアアップに対しても評価してもらいたいです。


院内で看護師など対象に勉強会を主催すると、ボーナス支給の際、多少上積みがあるとのことでした。


ただ、他のスタッフとボーナスを比較するわけにもいかないですし、ボーナスの明細にも詳細は書かれていないので、あまり上積みされている実感はありません。

アンケート結果の紹介

学会が2012年に呼吸療法認定士に対してアンケートを行なっており、その結果で特に参考になりそうなとこを紹介します。


①現在、呼吸療法に携わっていますか?

「はい」が53%、「いいえ」が47%。


職種別に見ると、理学療法士や臨床工学技士は呼吸療法に携わっている割合が70%程度と多いです。逆に看護師・准看護師は40%となっています。


病院内での異動など色々な事情はあるのでしょうが、資格を取ってもやはりなかなか直接業務につながるのは難しいのかもしれないですね。


②資格取得を勤務先に公表しましたか?

「はい」が90%、「いいえ」が10%。

公表しない理由としては、公表しても良いことがないからが40%、責任のみ負わされるからが10%、その他が50%でした。


多くの方が公表されているようですね。ただ一部の方は、公表するメリットがないこと、公表することでのデメリットを感じているようです。


③認定取得により勤務先で優遇を受けていますか?

「特に優遇はない」が95.4%、「給与加算がある」が2.5%、「給与号棒が上がった」が0.3%
、あとはその他です。


やはりどこも給与へのプラスはなかなか難しいのが現状ですね。

今後の目標

呼吸療法認定士の資格取得者を増やし、リハビリテーション部内で呼吸ケアチームのようなものを作れたらと思っています。


そのチームで、呼吸状態の悪い患者や誤嚥性肺炎に対してアプローチして、アウトカム評価で結果が出せれば、それを基に資格手当を交渉したいと目論んでいます。


そもそも誤嚥性肺炎に対して、あまり積極的に関われていないのが現状なんですよね。もっとSTさんも積極性を見せて欲しいとこです。


資格取得者が増えた時に、しっかりアドバイス・リードできるように、私自身もスキルアップしとかなければなりませんねー。


やりたいこと、やらなきゃいけないことがあり過ぎる、、、、。頑張ろう!!!


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呼吸療法認定士の試験に向けて。テキストや過去問について。

呼吸療法認定士の認定講習会も終わり、試験に向けて本格的に勉強を始めた方も増えてきたんじゃないでしょうか??


試験が例年11月ごろですかね??認定講習会から3カ月ほど、結構あっという間に過ぎちゃいますからねー。試験会場はその年によって少しずつ違うみたいで、私の時は早稲田大学での試験でした。


イチョウがきれいだったなーという感じを今でもなんとなく覚えています。少し仲良くなったあの看護師さん元気にしてるかなー。


さて試験の内容は、認定テキストの中身からしか出題されないとされています。


ですので、基本的にはしっかりテキストを読み込むことが確実な勉強方法だと思います。


以前、わたしなりのおすすめの勉強方法をまとめた記事もあるので良ければ参考にしてください。
physicalkun.hatenablog.com



ただあのテキストのページ量を前にすると、なかなか全てを読み込んで理解するには、それなりの時間が必要ですよねー。


看護師やリハビリなど、みなさん仕事をされながら勉強している方がほとんどだと思いますし。


なかなか時間が確保できない方には、試験対策として、過去問をまとめた参考書や対策本なども使って、ある程度ポイントを絞る必要もあるかもしれませんね。


実際に私も不安にかられて2冊も買ってしまいました(笑)


ただ、私の試験後の感想としては、買っておいてよかったーと思いました!


なぜか??試験問題の中に、状況設定問題?実地問題とゆーのでしょうか?かなり臨床の現場をイメージした症例問題のようなものが、10問近くあったからです。


テキストを読み込んで覚えるだけでなく、臨床でどのように知識を応用するかが問われます。看護師など、臨床で日々呼吸器疾患に接することがある方はさほど難しくないかもしれません。


ただ他のリハビリ職や臨床検査技師などは、少しそのような問題は、苦手なんじゃないかなーと思います。


テキストを読み込む時間が確保できない方。臨床現場であまり呼吸器疾患、特に急性期の患者に接することが少ない方。そんな方におすすめの対策本を紹介します。


あとは、得体の知れない不安に押しつぶされそうな方にもおすすめです(笑)

呼吸療法認定士 予想問題集 (青本


私が最初に買った一冊です。通称、青本と呼ばれているようです。

ティッシュで隠している部分は、出版された西暦が書かれています。


こちらの本は、過去問をひたすら載せているような本ですね。ところどころに、重要な要点などは記述式で記入するような問題も掲載されています。


最新版は問題数も700問ほど掲載されており、ひたすら過去問に触れて、出題の傾向を理解するにはもってこいだと思います。


値段は4000円になります。私としては、なるべくお金をかけず資格取得することを、意識していました。


ただ、4000円を出し渋って不合格になると今までの費用がパァになりますもんね。試験会場も東京ですし、その交通費・宿泊費・受験費用、、、。それを考えると、このぐらいの出費は仕方ないと割り切りました!

呼吸療法認定士 試験対策 たしかめドリル


こちらは試験の一ヶ月前に購入したような気がします。試験への不安に押しつぶされそうで、少しでも安心が欲しくて購入しました。


日総研から出版されており、お値段は3000円ほどでした。買うか迷いましたが、不合格になる損失を考えると、3000円なら安いもんだと思い購入しました。


内容は下の写真のような感じです。


この本は問題数は200問ほどですが、それに対する解説もしっかり書かれています。また、最初の方で触れた、状況設定問題も30問ほど掲載されており、参考になりました。


状況設定問題はこんな感じです。

どうですか?少しこのような問題に慣れておかないと、当日は少し焦ると思います。


以上が、私が購入した本とその感想です。


何度も言いますが、試験問題は認定テキストの内容しか出されません。認定テキストを確実に理解しておけば、合格はほぼ間違いありません。


ただ、そこまでの時間が確保できない方、少しでも合格の確率を上げたい方。


不合格になったときの損失(受験費、交通費、宿泊費)や、来年同じモチベーションで受験勉強できるかなどのデメリットを考えると、これぐらいの投資は安いのかなーと思います。


是非、検討してみてください。


私が受験した時の試験問題を記憶の限りまとめた記事もありますので、参考にしてみてください。
physicalkun.hatenablog.com


本日も最後までお付き合いありがとうございました。
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