認定・専門理学療法士にインセンティブ!?理学療法士が知っておくべき最近のトピックス
本日は理学療法士が知っておくべき、最近のトピックスについてまとめてみたいと思います。
認定・専門理学療法士のインセンティブ
キャリアアップ・生涯学習の一環として、理学療法士協会が行なっている認定・専門理学療法士の制度があります。
以前、理学療法士の専門性についてまとめた記事の中でも少し、その制度に触れていますので、興味のある方は参考にしてください。
さて、2016年4月時点での認定理学療法士の取得人数は1958人、専門理学療法士の取得人数は1792人と発表されています。
んー、やはりなかなか取得することのメリットを感じられないからでしょうか??協会全体の人数から考えると、あまり取得人数の伸びが良いとは思えませんね、、、
しかし!今後、取得にメリットを見出せるかもしれない情報を最近見ることがありました!
それは、認定機構設立を目的に協会と日本リハビリテーション医学会との正式な話し合いを開始するとありました。
第三者機関による認定であれば診療報酬に反映できる可能性があるそうです!
どの程度現実味のある話かはまだまだ分かりませんし、そう簡単な話ではないことは分かってはいます。それでも、今まで漠然としていたキャリアアップの制度が、少し形となってセラピストのメリットにつながりそうな可能性!
今後の理学療法士協会の動きに本当に期待しています。
診療報酬の加算に繋がることがあれば、給料アップへの可能性も十分に考えられます。
追記:平成33年4月から生涯学習制度に大きな変更が予定されています。その中には認定理学療法士制度にも大きな変更がされる予定です。
認定理学療法士制度に興味・関心がある方は下の記事も読んでみてください。
physicalkun.hatenablog.com
理学療法士のカリキュラム変更
こちらも、知っておくべき内容でしょうか。養成校の指定規則の改定に関して、この4月から厚生労働省が本格的な議論に入るそうです。
理学療法教育は現在93単位で実施されています。
理学療法士協会としては、社会保障制度の変化や医療ニーズの変化に適応できる人材育成の観点から103単位以上を目指しているそうです。
臨床実習の単位数の不足が議論されることもあったので、もしかしたら、臨床実習の期間が現在より長くなるかもしれませんね。
臨床実習に関しても、ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、国会で議論された時期もありますね、、、
私もスーパーバイザーとして、実習生に関わる機会もありますし、理学療法科の科長としても、バイザー会議にはなるべく参加しています。
バイザー会議で必ず1つの話題になるのが、クリニカルクラークシップではないでしょうか??個人的にも、今後はクリニカルクラークシップが主流になるのかなーと思っており、当院も真剣に考えていかねばとは思っています。
今後、カリキュラム変更に伴い臨床実習にどのような動きがあるのか、気にかけておく必要がありますね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。