きゃしゃーん理学療法士のリハメモ

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気になったことの整理

薄毛とストレッチの関係性?筋肉の柔軟で頭皮の血行改善が得られるかも。

本日は薄毛とストレッチ、つまり筋肉の柔軟性との関係について、日々病院で働いてふと思ったことがあるのでまとめてみたいと思います。


私は理学療法士(国家資格)として病院で働き、一日に10人程度の方の体を触り、運動やストレッチなどリハビリを行っています。


大学で運動と医学的な解剖・生理学を勉強してきたわけですが、最近ふと思ったことがあります。



それは体が硬い方は薄毛の方が多い??


特に太ももの後ろを走っているハムストリングスという長い筋肉があります。


この筋肉が硬い方は結構な割合で薄毛のような気がします。


もちろん中には硬くてもふさふさの方もいらっしゃいますが。


あくまで私個人が感じる範囲での話です。なので、最近治療に入る前に、薄毛の方を見ると、この方はもしかしたら体が硬いかもしれないなとか、そこから腰痛や肩凝りなどの症状もあるかもしれない、など少し判断材料にしたりしています。

薄毛の原因とストレッチ(筋肉の柔軟性)の関係


気になって少し調べたり、私なりの医学的知識で考察してみました。


薄毛の原因には、色々な原因が考えられていますが、私が感じたのは以下の3つです。

①男性ホルモンによる薄毛(AGA)
②遺伝による薄毛
③頭皮・毛根への血行不良による薄毛
の3種類が薄毛の根本だと思いました。


他にも細かく原因を分類しているものも多くみられましたが、結局は③の頭皮・毛根への血行不良の原因をさらに細かく分類している印象です。


ストレスであったり、眼精疲労、たばこ・食生活などの生活習慣など挙げられていましたが、結局はいきつく先は血行不良ですよね。


育毛剤・発毛剤の効能においても血行促進が必ず入っているので血行不良が薄毛の根本的な原因と考えてまず間違いないでしょう。


それだけでなく、①の男性ホルモンの影響や、②の遺伝によるものも重なり合っていることもあるとは思いますが。

ストレッチで薄毛の改善が得られるかも


冒頭でハムストリングスという筋肉が硬くなっている方は薄毛の割合が多いと述べました。


まずハムストリングスという筋肉がどこにあるのか説明します。スポーツ選手が肉離れを起こしたりで名前は聞いたことがあるかもしれませんね。

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この画像は人の体を後ろから見ているので、太ももの後ろをお尻の方から膝下の方まで走行しています。


ちなみに、厳密にゆーと、ハムストリングスというのは半腱様筋・半膜様筋・大腿二頭筋という3つの筋肉の総称です。


運動不足の方や腰痛もちの方は比較的硬くなりやすい筋肉だと思います。


ではハムストリングスの硬さを調べるテストを紹介します。色々とありますが、簡単で手っ取り早いのが前屈でしょう。


足を伸ばした状態で床へ座り、足の指先を手で触るような感じで体を前におじきしてみてください。このときに膝がまがりやすいのでしっかり伸ばしたまま行うようにしてください。

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薄毛の多くの方がこのような感じではないでしょうか??


しっかりと膝が伸びた状態のまま足の指先が触れればまずまずハムストリングスは柔らかいといえますが。

なぜハムストリングスいう筋肉が硬いと薄毛につながるか


分かりやすく・調べやすい筋肉ということでハムストリングスを挙げさせてもらいました。


ただ、人体の筋肉でおもしろいのは隣り合う筋肉同士はくっついているということなんですよね。


筋肉は骨にもくっついてもいますが、かなりの割合で近くの筋肉にもくっついています。なので一つの筋肉が硬いということは、近くの筋肉にも負担をかけ、結果的に他の筋肉にも硬くなるような影響を与えてしまいます。


職業柄、筋肉について勉強することがたくさんありますが、筋肉の捉え方に個々の筋肉ではなく一つのライン・線で捉える考え方があります。その中ではハムストリングスなど人体の後面についている筋肉をバックラインと呼んだりもしています。

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このように足首から頭頂部にかけて筋肉同士がつながっているんですね。よってハムストリングスの硬さが近くの筋肉に影響して、どんどん連鎖して結果的に頭部周囲の筋肉の柔軟性も低下させる可能性があるということです。


筋肉の柔軟性が低下するともちろん血流量も低下しますからね。筋肉の硬さが薄毛の原因の血行不良の一因と考えれると思います。

ハムストリングス(バックライン)のストレッチ


ではハムストリングス(バックライン)の柔軟性を改善させるためにはどうすればよいか。方法はたくさんあるのですが、文章で説明するのが難しいため、先ほどの床に座った状態での前屈がおすすめです。


体が硬くなっている方は一度に強い負荷でやってしまうと、後日痛みが出る可能性があるので、ゆっくりとした負荷で行っていきましょう。


コツとしては、心地よく伸びている感じを得られるところで20~30秒程度保持してもらうことですね。その際に頑張りすぎて呼吸が止まっていきんだり、浅くなったりしやすいので、なるべく深くリラックスした呼吸を意識しましょう。


またある程度慣れてきたら、より効率的にバックラインをストレッチするために、前屈の際につま先を天井へ向けて起こしふくらはぎの筋肉を伸ばすこと、あごを引いて首から頭部にかけての筋肉も伸ばすことを心掛けると良いと思います。


また入浴後など、筋温が高いときは柔軟性が改善しやすいので、そのタイミングでのストレッチをおすすめします。


一度、硬くなった筋肉は1日2日では改善しませんが、継続することでかならず改善が得られます。


ぜひお試しください。



本日も最後までお付き合いありがとうございました。
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