リハスタ

   理学療法士による知っとくとためになる情報発信

ぜひ参考に、若手・新人理学療法士におすすめの5冊の本・書籍。

本日は私がお世話になっている書籍についてまとめてみたいと思います。


有名なものが多いかもしれませんが、やはりそれだけ優れた書籍だと思います。


今回は、オーソドックスな内容とゆーか、理学療法士の基礎となる内容で優れた書籍を紹介しています。

アナトミー・トレイン


現在は第3版まで出ています。改版される度に内容の密度が濃くなってきていますねー。


学校では筋肉を個々に分けて勉強することが多いですが、筋肉同士のつながりをしっかり理解することで、治療・発想にも幅が出てくるように思います。


筋膜に対するアプローチが流行っていますが、その走りはこの書籍といってもいいのではないでしょうか?


特に新人理学療法士には、なるべく早い段階でこのような書籍に触れておいて欲しいです。全身の見方が変わってくると思いますよ。

ファッシャル・リリース・テクニック


先程紹介したアナトミー・トレインをどのように治療に発展させるかについて詳しく書かれています。


またボディリーディングは、姿勢観察からどのように筋膜のアプローチに発展させるかの考察が書かれており、非常に参考になります。


それが、全体像だけでなく各関節ごとに詳細に書かれており、よく整理されていると思います。


リリーステクニックだけでなく、解剖の面からも臨床に応用しやすく、今でも重宝しています。


内容的にはアナトミー・トレインとも重なる部分があるため、まずはどちらか一冊を購入してしっかり読み込むことをおすすめします。

筋骨格のキネシオロジー


私が学生の時から大変お世話になっている本です。解剖・運動をまとめて勉強でき、よくまとめられていると思います。


図解も多く、内容に伴う研究データも紹介されており、根拠を持って学習することができたかなーと思います。


カパンジーを購入するかで迷いましたが、キネシオロジーを購入しました。カパンジーも図が多く優れた書籍だと思います。


やはり解剖・運動学に関しては、理学療法士たるもの、自分の中の芯になるような良書を一冊持っておきたいですよね。


値段としては安くはありませんが、ずーっと使えることを思えば価値はあると思います。少しでも、分からないことがあるととりあえず確認してます。

気づけば第3版が販売されているみたいですね。


観察による歩行分析


歩行分析の基礎になる本ですね。最近、養成校によっては教科書としても使用されているところもありました。


やはり根拠を持った基礎がなければ、その上に積み上げられるものも限界がありますね。


ずーっと使える一冊だと思います。

動作分析 臨床活用講座―バイオメカニクスに基づく臨床推論の実践


基本動作を中心にバイオメカニクスの面からどのように捉え、どのようにアプローチするか、非常に分かりやすく書かれています。


バイオメカニクスと聞くと、少し堅苦しいイメージを持つ方もいるとは思いますが、実際の動作をイメージしやすく書かれているので、読みやすいですよ。


今回はこの5冊を紹介させていただきました。


私が薦めるまでもなく有名な書籍かもしれませんが、少しでも参考にしていただけると嬉しいですね。


本日も最後までお付き合いありがとうございました。