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サルコペニア・フレイル・リハ栄養関連の学会・学術集会・研修会のまとめ。

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サルコペニア・フレイルの関心が高まるにつれて、学会・学術大会の注目度も増してきているような気がします。


サルコペニア・フレイルを語るには、やはり栄養、リハ栄養に関する知識・取り組みも重要となりますよね。


本日は、サルコペニア・フレイル・リハ栄養関連の学会・学術大会・研修会などをまとめて紹介してみます。興味があり、これから勉強を始めようとされる方の参考にしてみてください。


私自身は、昨年リハ栄養フォーラムに参加し、今年は第4回日本サルコペニア・フレイル学会大会に参加予定です。仙台のリハ栄養の学術集会も参加したかったですが、少し遠方なので今回は断念。近くで開催されることを期待してます!

リハ栄養フォーラム


2013年から開催され始めたフォーラムで、日本リハビリテーション栄養研究会が主催しているものです。


毎年だいたい時期ずらしてを7~10の都市で開催されているので、比較的参加しやすいんじゃないでしょうか?


毎年少しずつ開催都市が違うので、そこらへんは注意が必要ですね。参加費は3000~4000円程度で、半日程度で終わります。


内容は、開催都市によって講師が少しずつ変わりますが、医師と理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・管理栄養士・薬剤師のうち3職種が講師になり、それぞれの目線からのリハ栄養についてのお話しになります。


リハ栄養関連で著書をたくさん執筆されている若林先生も講師として参加されることもあり、おすすめですね。


クリニコも共催しているので、リハたいむゼリーなどの栄養補助食品の試飲などもできます。




日本サルコペニア・フレイル学会大会


今年で第4回目の開催になります。今年は京都で開催され、テーマは「京から発信ー新たなサルコペニア・フレイル研究」です。


2日間の開催で、日本サルコペニア・フレイル学会の会員であれば事前登録で6000円、当日登録で8000円です。非会員では当日登録のみで、10000円です。個人的には、病院に研修費の負担を希望しているところです、、、。


内容は、シンポジウムや教育講演が多数あり、口頭発表あり、ランチョンセミナーありと盛りだくさんです!


おそらく参加できると思うので、今から楽しみ過ぎます!せっかくの京都なので美味しいものも食べれたらなーと思ってます。

日本リハビリテーション栄養研究会学術集会


今年で第7回目となります。今年は仙台であるので、私は参加をあきらめました、、、。こちらの学術集会は1日ですが、プラグラムを見ると内容の充実したものですね。


参加費は、当日参加で9000円です。会員であればもう少し安い参加費で参加可能です。


どうやら来年は香川で開催予定とされているので、参加できる可能性ありです!

日本静脈経腸栄養学会学術集会(JSPEN)


ご存知、JSPENの学術集会です。今年で第33回目と、さすがの歴史を感じます。横浜で2日間の開催となってますね。テーマは「あらためて腸を考える」です。


参加費はまだ発表されていませんが、例年15000円前後です。


内容は、かなり幅広く網羅されています。今年のプラグラムはまだ発表されていませんが、去年の第32回のプログラムはホームページのPDFで抄録を確認することができます。


抄録のPDFって本当にありがたいですよね、初参加を検討している方はまず去年の抄録に目を通してみてはいかがでしょうか。




リハ栄養入門講座 リハ栄養実践講座


こちらもリハ栄養フォーラムと同じくリハビリテーション栄養研究会が主催しています。


2015・2016はリハ栄養実践講座としてそれぞれ3、6都市で行っていたんですが、2017年は今のところ行う予定がないようです。


その代わりといっていいのか分かりませんが、2017年はリハ栄養入門講座と題して東京・大阪・福岡で開催されてますね。名前が変わったのかもしれませんね。1日かけての講座で参加費は5000円です(昼食込)。




以上が私が知っている学会や研修会のまとめです。主だったものしか挙げてませんし、もしかしたら他にも有名なものがあるかもしれませんが。


今後も、この分野での研修会等はどんどん増えてきそうですね。


今回紹介したものは、すでに開催済みのものもありますが、とりあえず紹介して来年以降のスケジュールの参考にしてもらえたらと思います。


本日も最後までお付き合いありがとうございました。