リハスタ

   理学療法士による知っとくとためになる情報発信

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

サルコペニアと肥満が共存しているサルコペニア肥満とは?定義と対応について

サルコペニアと肥満が合体した病態、それがサルコペニア肥満です。サルコペニアとは、筋肉量の低下や筋力が低下した状態のことを指します。肥満とはBMIが25以上の体型のことを指します。 簡単にゆーとその二つが合わさった状態が、サルコペニア肥満というわ…

リハ栄養での栄養状態の把握に身体計測のすすめ。

以前、リハ栄養の導入・実践についての記事を書かせてもらいました。その記事を、若林先生にSNSで紹介していただき、たくさんの方に読んでいただきました。 やはり、みなさん導入や具体的な実践で、色々試行錯誤されてるんですね。いやー、でも若林先生が私…

福祉住環境コーディネーターの資格取得についての詳細。結構狙い目かもしれない。

2007年に高齢化率が21%を超え、超高齢社会になった日本。今後も、高齢化率も上昇し、障害者も増加すると思われます。 高齢になったり、病気になっても、少しでも長く少しでも楽に自分の住み慣れた家で生活したい。誰しもが思うことですよね。 私は病院で働い…

【要点まとめ】認知症について。4つの原因疾患に分類して、それぞれの特徴・症状を整理。

病院で働いていると、日常的に認知症とゆー言葉を使用しています。しかし、認知症の原因疾患はおよそ70種類があるとゆわれています。 今回は、認知症原因疾患で主なもの、アルツハイマー型認知症症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症(…

呼吸療法認定士の過去問を紹介。受験の際の参考にしてください。

以前、別の記事で私が試験勉強で使っていた資料を掲載させていただきました。 physicalkun.hatenablog.com 今回は、試験のあと、帰りの新幹線で書き留めたものをWordに入力していたものがあったので、記事にさせていただきます。 呼吸療法認定士の試験問題は…

リハ栄養を導入するとっかかりとしてNSTの活動に便乗。

NST

以前に比べるとリハビリ関連の学術大会でも栄養状態に関する研究発表が見られる頻度が増えたような印象があります。リハ栄養とゆー言葉自体、セラピストだけでなく他職種にもかなり浸透してきたのかなーと思っています。 セラピストのみなさんの栄養状態に対…

理学療法士の気になる残業・副業などの実態について。

最近、理学療法士に関するいろいろなデータを見る機会があったので、特に気になったところを私の個人的な感想も交えながらつらつら書いてみたいと思います。 みなさん自身や職場と比較してみると、またおもしろいかもしれません。 理学療法士の職業人として…

理学療法士になるならおすすめは大学?専門学校?現役理学療法士の意見。

理学療法士になるには、大学で学ぶか、専門学校で学ぶかの2種類の選択肢があります。 短大もありますが、数が非常に少ないので今回は触れません。さらに専門学校では3年制にするか、4年制にするかの選択肢もあり、これから進路を考えている高校生は何を基準…

セラピストマネージャーの詳細について。理学療法士の給料・キャリアアップの参考に。

セラピストマネージャーという認定制度があるのですが、回復期病院にお勤めでない方はあまり馴染みがないかもしれませんね。 病院に回復期病棟がある方や、回復期専従スタッフの方でほかのセラピストとキャリアで差をつけたいと考えている方、すでに管理職、…

NSTに関するまとめ。加算や現状、今後の流れ。

NST

リハビリでは、近年リハ栄養という考え方が徐々に広がっています。栄養状態に関しては、以前から栄養サポートチーム、いわゆるNST(Nutrition Support Team)活動が行われていました。 みなさんの病院でもNST活動はされているでしょうか?もしされているので…

脳卒中後の意欲・自発性低下はアパシーが原因の可能性あり。

脳卒中後の患者に意欲・自発性の低下が見られる場合があります。脳卒中後にうつ(PSD)やアパシーが出現することが知られてきてはいますが、両者は臨床的に混同されやすく、回復期リハ病棟などでも不適切な対応をされがちです。 今回はアパシーについてまと…