ビジネス書を読まない人の気が知れない。読書には無限の可能性。
研究に関する仕事が少し落ち着いてきたので、空いた時間で気になっているビジネス書を読み始めています。
最近は、週に1回近くの喫茶店で2~3時間読書タイム。このお店の店員さんの笑顔がとても素敵でちょっとした癒しです。
さて、最近読んだ中で、特におもしろかったものを紹介します。
レバレッジ・リーディング
数年前からビジネス書を読むようになりました。
個人的にはビジネス書を読むと自分の考えの偏りや、色々な発想・視点に気づかされることが多く、なるべく効率よく多くの良書を読みたいと思っています。
そんな思いを持ちながら見つけたのがこの本、「レバレッジリーディング」!
年間に400冊ほどのビジネス書を読んでいるコンサルティング会社のCEOの方の著書です。
年間400冊!?って思いますよね。さすがに同じ量を読むことは難しいと思いますが、少しでも多読のコツが掴めたらなーと思い購入!
印象に残ったのが、「時間がないから本を読まないのではなく、本を読まないから時間がない」のくだり。
ビジネス書で、仕事効率化のノウハウやスキルを学べるのであれば、本を読むことで新たな時間捻出が可能になるかもしれませんね。
「多くの人が本を読んでいない、逆に言うと本を読むだけで多くの人に勝てる。」
これは本当に実感します。周りに読書の習慣がある人間のまぁ少ないこと。私の周りではほぼ皆無だといっても間違いないと思います。
1ヵ月に1冊読むだけでも、その他大勢の人より一歩進んだ考え方ができる可能性があること。読書にはすさまじい可能性を感じています。
あとは具体的な良いビジネス書の選び方やどのように読めばより自分のためになるか、などについて書かれています。
これを読めば、読書の重要性を認識でき、読書意欲が掻き立てられると思います。
スタンフォード式 最高の睡眠
少し前に本屋で見かけて気にはなっていたので、仕事も落ち着いたので買ってみました。
すでに色々なメディアで紹介されているようなので、ご存知の方も多いかもしれませんね。30万部突破しているようなので、かなりの売れ行きのようです。
内容としては、流行語にもなった「睡眠負債」に関する内容から、睡眠に関する科学的な知見。
そして、「最高の睡眠」を得るための具体的な理論、方法などが書かれています。
睡眠に関する情報は、テレビなどでも多く紹介されていますよね。でも研究は常に進んでおり、「昔の常識が今では非常識」、なんてことも多くあります。
本では、最新の様々な研究を引用しながら要点を分かりやすく伝えてくれ、理解しやすい構成になっています。
人生の1/3の睡眠。まだまだ未知な部分も多いようですが、睡眠についてしっかり理解を深めること自体が、自分の人生の豊かさに繋がる気がします。
スタンフォード式 疲れない体。これも結構気になっています。
思考の整理学
読み終わってびっくり。35年以上前に刊行されていた書籍なんですが、まさに現代社会の人間観察をしたかのような内容でした。
東大・京大生で2年連続で1番読まれた本みたいですね。帯にはもっと早くこの本を読みたかったとの感想が書かれていましたが、まさにその通りでした。
115刷累計225万部って、なかなかの化け物じゃないですか?
グライダーと飛行機の例えは秀逸!!まさに現代社会の人の能力差をうまく例えているなーと感心しました。
今TVで話題の「メモの魔力」も同時に読んでいますが、似たような内容を書いている部分もあり、思考の整理・メモの重要性はいつの時代でも不変なんだなーと思いました。
1つの現象・事象をそれだけで済まさず、いかに深読みすることができるか。単純にその頻度を増やすことが重要なのかと思います。
あとはこの情報過多の時代に、どのように思考を整理していくか、その発想がこの本に書かれています。